AIに何かを頼むとき、長い文章をそのまま送って、うまく伝わらなかった経験はないでしょうか。実はマークダウン形式で指示を書くと、AIに意図が伝わりやすくなります。
マークダウンは「#」で見出しを、「-」で箇条書きを表す、シンプルな書き方です。人にとって書きやすいだけでなく、AIも構造を認識しやすいという特徴があります。多くのAIモデルは学習データの中でマークダウンを大量に扱っているため、見出しや箇条書きの区切りを”意味のあるまとまり”として理解しやすいのです。
例えば、次のように書くと指示の構造がはっきりします。
## 依頼内容
- 新商品の紹介文を作成
- 文字数は300字程度
- トーンは丁寧語
## 注意点
- 専門用語は使わない
このように見出しと箇条書きで整理するだけで、AIは「依頼内容」と「注意点」を別のまとまりとして認識し、抜け漏れの少ない回答を返しやすくなります。書く側も特別な記号を覚える必要がなく、メモ感覚で書ける手軽さも魅力です。
ただし、指示が非常に長く複雑になる場合は、マークダウンだけでは範囲があいまいになることもあります。まずは日々の依頼から、見出しと箇条書きを意識して書いてみませんか。