AI画像生成の性能が向上し、Webサイトやバナーだけでなく、チラシやパンフレットなどの印刷物にも生成画像を使う機会が増えてきました。
ここで注意したいのが「その画像、印刷に必要な解像度がありますか?」という問題です。
Web上ではきれいに見えていた画像でも、印刷すると「なんだかぼやけている」「細部が粗い」といったことがあります。印刷では、画像が実際に配置されるサイズで十分な解像度を確保する必要があります。
一般的な印刷物では、原寸で300〜350dpi程度が目安とされています。例えば、A4サイズいっぱいに写真を配置する場合と、名刺の一部分に小さく配置する場合では、必要になる画像データの大きさも変わります。
また、「画像をPhotoshopで300dpiに変更すれば大丈夫」と考えるのも注意が必要です。元のピクセル数が少ない画像を、設定値だけ変更しても、元々存在しなかった細かな情報が増えるわけではありません。
AIで画像を生成したら、まず「最終的に何cmで印刷するのか」を確認し、そのサイズに必要なピクセル数があるかをチェックしましょう。
納品後に「印刷したら粗かった!」というトラブルを防ぐためにも、AI画像は生成して終わりではなく、使用用途まで考えて品質を確認することが大切です。