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フェルミ推定

  • 投稿カテゴリー:業務

こんにちは、RSです。
今回は業務改善を考えるうえで役立つ考え方として、「フェルミ推定」についてご紹介します。

突然ですが、 「日本にWEBデザイナーは何人いると思いますか?」

おそらく正確な数字を知っている人はいない(はず)。調べれば出てくるかもしれませんが、フェルミ推定は「正解を調べる」ための手法ではなく「概数を出す」ためのものです。

もう少しかみ砕くと正確なデータがなくても、いくつかの前提を置き、物事を分解しておおよその数値を推定する考え方で、おおよその規模感をつかむことにあります。

では、日本にWEBデザイナーがどれくらいいるか、フェルミ推定で考えてみましょう。
まず、日本の就業人口を約6,700万人と仮定します。そのうちIT関連職が全体の5%程度だとすると、約335万人。さらにその中で、エンジニアや営業、企画職などを除き、WEBデザイナーが1割だと仮定すると、約33.5万人という数字が見えてきます。

もちろん、この数字が正しいかどうかは重要ではありません。大切なのは、「どこにも載っていない数字でも、分解すれば考えられる」という点です。

業務の中で感じる「この作業、なんとなく大変そう」「無駄が多い気がする」という違和感も同じです。正確な時間や回数が分からなくても、「1回あたりの時間」「1日の回数」「関わる人数」といった要素に分解すれば、説明できる形に近づいていきます。

余談ですが「およその数」は小学生4年生で習うそうです。細かい数字そのものではなく概数をとらえ、それが全体のうちどのような割合なのか、どれほど影響があるものなのかをどのように算出すべきなのかおさえておきたいですね。これができれば、直接改善テーマの業務を知らない人にも、その業務の規模感や改善の意義について、訴えることができるはずです。

これは非常に便利で、仕事内容やタスクが違う人とも認識合わせができます!

分かりやすく言うと、海外の人たちと、言葉は通じなくとも笑顔は世界共通ですよね。

業務改善において、数字はそのくらい大事なものです。

次回は、情報伝達手段のひとつを取り上げ、フェルミ推定を業務改善にどう活かせるのかを具体的に見ていきます。