皆さん、こんにちは。新入社員のkです。今回はハロウィンが近いということでハロウィンの起源に

ついてお話していきたいと思います。

ハロウィンの発祥は、2000年以上も前になります。現在のアイルランドなどに住んでいた古代ケルト

人の祭礼「サウィン（Samhain）」が起源だといわれて、サウィンは「夏の終わり」を意味し、秋

の収穫を祝うとともに、悪霊を追い払う宗教的な行事として、古代ケルト人の暮らしに根づいてい

ました。

 ケルトの暦では、10月31日は1年の終わりの日で現世と来世を分ける境界が弱まる時と言われていま

す。そして、死者の魂が家族のもとへ戻ってくる日としても信じられていたみたいです。

 
死者の魂とともに悪霊も一緒にやってくると考えられていて、その悪霊に人間だと気づかれないよう

に、火を焚いたり仮面を着けたりして身を守ったといわれています。

この風習が、ハロウィンの代表的な習慣である仮装の起源となったみたいです。

なんだか、怖い話ですよね😓

また、ハロウィンといえば「Trick or Treat」ですよね。その意味とはなんだか調べてみました。

「Trick or Treat（トリック・オア・トリート）」の由来は諸説ありますが、そのうちの一説は死者へ供

える「ソウルケーキ」をもらう「ソウリング」という中世ヨーロッパの儀式に由来するものがありま

す。

現在では、ハロウィンの夜に仮装した子どもたちが近所の家々を訪ねて「Trick or Treat」とその家の

大人に声を掛けると、その言葉に「Happy Halloween」と呼応した大人がいればチョコレートやキャ

ンディーなどのお菓子を子どもたちにあげるというのがハロウィンの風習になっています。

 
「Trick」は「たくらみ」や「悪ふざけ」などを意味していて、「Treat」は「待遇する」「大切に扱う」

「もてなす」などの意味を持っています。

子どもたちは、家族のもとへ戻る死者の魂に紛れてやってきた悪霊に扮して「Trick or Treat」とは、

「悪霊にいたずらされたくなければ、お菓子をちょうだい」という意味になるようです。

ハロウィン近くになると、どこでもオレンジが特徴的なかわいいお菓子が販売されますよね。

改めて起源を知ると面白いですよね。皆さんもどこかで見かけたらハロウィンのことを思い出し、手

に取ってみるのもいいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました！