あなたが現在見ているのは ユーザーは「商品」ではなく「体験」を買っている

ユーザーは「商品」ではなく「体験」を買っている

  • 投稿カテゴリー:業務

先日、HPの掲載写真を変えただけでホテルの売上が伸びた、という話を見ました。

詳しく見ると、部屋の設備や内装を伝える写真から、「そのホテルで過ごしている様子」が伝わる写真へ変更したそうです。

お高めな宿泊施設って、部屋だけの写真ではなく、テラスで景色を眺めながらコーヒーを飲む人や、プールサイドでくつろぐ人、夕日を見ながら食事を楽しむ人などが写っていることが多いですよね。

もちろん、ホテルが売っているのは客室です。でも、利用者が本当に買いたいのは部屋そのものではありません。

「日常を離れてゆっくり過ごす時間」だったり、「特別な休日の思い出」だったり、「贅沢な気分」だったりします。

部屋だけを見せるよりも、その場所で過ごす体験を見せた方が、自分が利用した姿を想像しやすくなる。その結果、「泊まってみたい」という気持ちにつながるのだと思います。

これはホテルに限った話ではなく、Webサイトや広告全般にも当てはまります。

求人サイトなら求人情報そのものではなく、理想の働き方を実現している姿。

学習サービスなら教材ではなく、学んだ先で活躍している姿。

業務効率化ツールなら機能一覧ではなく、作業時間が短縮されて余裕が生まれた姿。

私たちはつい「何を提供するか」を説明したくなりますが、ユーザーが知りたいのは「それによって自分がどう変わるのか」なのかもしれません。

制作をする際も、サービスの特徴だけでなく、その先にある体験や未来まで伝えられているか。改めて考えさせられる話でした。