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セキュリティ ~フィッシング詐欺~

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こんにちは。新入社員のKです。

先日、自分が好きなYouTubeで活動しているグループが チャンネルの乗っ取りにあいまして
一日でも早く無事に復旧されることを祈る日々が続いております。

その件についての話題の中で「フィッシング詐欺」という言葉を耳にしたので、少し調べてみましました。

 フィッシング詐欺とは、送信者を詐称した電子メールを送りつけたり、偽の電子メールから偽のホームページに接続させたりするなどの方法で、クレジットカード番号、アカウント情報(ユーザID、パスワードなど)といった重要な個人情報を盗み出す行為のことを言います。なお、フィッシングはphishingという綴りで、魚釣り(fishing)と洗練(sophisticated)から作られた造語であると言われています。
出典元:総務省 国民のための情報セキュリティサイト フィッシング詐欺に注意

偽の情報という餌で、偽サイトや偽アプリをインストールさせようとする行為自体が“釣り”に例えられて生まれた造語だったようです。

連絡内容は「第三者が不正にアクセスしたので…」「急いで本人確認を…」など、相手を焦らせるような内容が主だそうです。
TwitterのDMなどにも「自分はジャニーズの○○です」や「主人が殺されました」などの あからさまな迷惑DMなどが来るかと思います。

このようなあからさまな手口が話題になりがちで 自分は絶対に引っ掛からないと考えてしまいますが、
セキュリティの確認メールのような巧妙な手口がくると やはり引っ掛かってしまう人が多いようです。

 

今回のようなYouTubeのチャンネルの場合ですと、「投稿した動画が規約違反です」「対処しないと収益化停止・チャンネルBANになります」というような文面で誘導してくるようです。
 

基本的にフィッシング詐欺の犯人側としては、相手のサイトなどを乗っ取り 「返してほしければ○○円払え」
など人質として活用することや、そもそも相手の個人情報の収集自体が目的という場合もあるようです。

YouTubeの場合ですと、嫌がらせ・別の詐欺への誘導が目的になることが多いようです。そのチャンネル名やアイコンを 暗号通貨等のブランド名に変更し、大手暗号通貨取引所などになりすまして宣伝するライブ配信を行い、そこから更に別の偽サイトに誘導するのが目的らしいです。

 

視聴者側としてはただ悲しく 悔しい気持ちでいっぱいですが、乗っ取られたからってそのライブ配信に低評価や通報などをすると その行為でチャンネルがBANされて元に戻ってこれない可能性があるようなので、今は静かに対応の結果を待ちたいと思います。

皆様もYouTube等で好きな方・チャンネルが乗っ取り被害にあっても慌てず、対応はチャンネルの方々に任せて、私たちは冷静に無視できるよう気をつけましょう。