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ゆるっとITニュース〜AIと倫理〜

  • 投稿カテゴリー:業務

料理レシピサービスが、外部サイトのURLを取り込むと生成AI※1が内容を読み取り、材料や手順を整理して保存できる新機能を公開しました。
その後、レシピを発信している側から懸念の声が上がり、運営側は仕様の見直しを進めると発表しました。

この機能は、ウェブ上のコンテンツ※2を解析し、必要な情報を抽出してアプリ内に保存する仕組みです。

利用者にとっては、複数のサイトにあるレシピを一元管理できる利点があります。一方で、元の投稿を直接見る機会が減ることで、発信者側の収益や運営負担に影響が出る可能性も指摘されています。リンクを掲載していても、情報の流れが変わればトラフィック※3に影響することがあります。

業務でも、公開情報を要約して社内資料にまとめる場面があります。たとえば、業界ニュースを整理して社内共有するケースです。その際、出典を明示せずに転載すると、後から修正が必要になることがあります。利用規約や著作権を確認し、情報の扱い方を決めることが大切です。

IT業界に携わるわたしたちは、新しい機能を評価するとき、便利さだけでなく情報の流れと関係者への影響を考える必要があります。
技術の活用と配慮は両立できるという前提で設計を考えることが、信頼につながります。

※1 生成AI:文章などを自動で読み取り、生成・整理する人工知能技術。
※2 コンテンツ:文章や画像などの情報の中身。
※3 トラフィック:ウェブサイトへのアクセス数や通信量。